任意整理

奨学金を任意整理したいと思った人が読む2つのポイント

奨学金が返せずに任意整理をしたいと考える人は少なくないですが、結論から言うと奨学金は任意整理できないと考えたほうがいいです。

奨学金を提供している日本学生支援機構は任意整理に応じないことで有名ですが、代わりに救済措置として返還期限の猶予制度や減額返金制度というものがありますので、まずはそうした救済措置を利用するべきでしょう。

奨学金の任意整理は受け付けてもらえない

任意整理の主な目的は利息や遅延損害金を0円にしてもらうことと返済期間を60回払い程度に調整してもらうことですが、奨学金は利息が年利0.5~1.5%と元々低金利であるうえに15~20年という長期での分割払いになっているため、任意整理をしてもほとんど意味がありません。

任意整理では遅延損害金をカットすることも可能ですが、奨学金の提供元である日本学生支援機構は遅延損害金の免除には応じてくれませんので、こちらもメリットがないということになります。

つまり、奨学金自体を任意整理で解決するというのは現実的ではありません。

奨学金は救済制度と任意整理の併用を

任意整理以外の対処法として、日本学生支援機構が救済措置として用意している「返還期限猶予制度」や「減額返金制度」を利用するという方法があります。

返還期限猶予制度とは一定期間返済を休むことができる制度で、減額返還制度とは一定期間返済する金額を半分にできる制度です。

また、クレジットカード会社や消費者金融など他の会社からの借金の返済があって苦しい場合は、奨学金を任意整理の対象から外して他の借金を整理するという方法もあります。

救済制度と任意整理を併用することで毎月の負担はかなり減らせるはずです。もし、それでも返済が不可能な場合は、自己破産を検討することになります。

まとめ

奨学金は低金利・長期返済の借金であるうえ、日本学生支援機構は遅延損害金のカットに応じてくれないため、奨学金自体を任意整理するメリットはほとんどありません。

しかし、日本学生支援機構が用意している救済制度を利用しながら奨学金以外の借金を任意整理して返済していくというのは効果があります。

仮にそれでも返済がしきれない場合は、自己破産という方法もあるのであきらめないでください。

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